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「np.arange」の使い方

CodeMDD.io

np.arange()の戻り値とパラメーター

NumPyのarange()は、数値範囲に基づいた配列作成ルーチンの一つです。arange()は均等に間隔のある値を持つndarrayインスタンスを作成し、その参照を返します。

arange()の4つのパラメーターを使用して、配列に含まれる値の範囲、間隔、および型を定義することができます。

Python

numpy.arange([start, ]stop, [step, ], dtype=None) -> numpy.ndarray

最初の3つのパラメーターは値の範囲を決定し、4つ目のパラメーターは要素の型を指定します:

  1. startは配列の最初の値を定義する数値(整数または小数)です。
  2. stopは配列の終わりを定義する数値で、配列に含まれません。
  3. stepは配列内の各2つの連続する値の間の間隔(差分)を定義する数値であり、デフォルト値は1です。
  4. dtypeは出力配列の要素の型を指定し、デフォルト値はNoneです。

stepはゼロにすることはできません。そうしないと、ZeroDivisionErrorが発生します。増分または減分が0の場合、startからどこにも移動することはできません。

dtypeが省略された場合、arange()はデフォルトでNoneとなり、出力配列の要素の型が自動的に決定されます。

具体的な例を見てみましょう。